MENU

NEWS

2020年05月17日NEWS
【翻訳】『ザ・キング:永遠の君主』イ・ミンホが静かな涙を演じる…皇帝の悲しみ
※ドラマの内容に関する写真・記載がありますのでご注意ください。
***




イ・ミンホが感情を抑えた涙の演技で視聴者の涙腺をも刺激しました。

イ・ミンホは『ザ・キング:永遠の君主』第10話で、凄然ながらも節制された涙の演技で視聴者たちをも涙ぐませました。最後の決戦を控えたかのように、影が差した表情で大韓民国に現れたイ・ゴン(イ・ミンホ)が、チョン・テウル(キム・ゴウン)への深い愛を涙で伝え、視聴者を感動させました。怒り、絶望、悲しみなど変化していく感情を徐々に押し上げるイ・ミンホの繊細な演技がドラマの緊張感と感動を増幅させています。

これまでイ・ゴンは、機知を発揮してイ・リム(イ・ジョンジン)の2つの世界の移動の時だけでなく、永遠不滅に対する彼の渇望、そして次元の扉が2つだという事実などを知り、パラレルワールドをめぐる秘密に近づいてきました。また、危険にさらされているテウルを守ろうと帝国の警察を動員し、ルナ(キム・ゴウン)を追跡、多角的にイ・リムに対する捜査網を狭めていきました。熾烈な計算と計画で、ついに2020年の新年、大韓帝国の街でイ・リムと対面したイ・ゴン。しかし、イ・リムの部下たちが人質にテロを起こし、イ・ゴンは市民の安全のために追撃を中断しました。

激しい対峙の中で、鋭い眼差しと表情だけで冷たいカリスマを発揮したイ・ミンホは、考えられなかった変数にぶつかって挫折する状況を重みをもって描きました。深い怒りと絶望感を露にした血走った目が、沸き立つイ・ゴンの感情に没入させました。

その後、イ・ゴンは序列2位のジョンイン(チョン・ムソン)に留守の間、皇宮を守ってほしいとし、「無謀なことはしないと約束します。おじ上も誓ってください。ご自身を守ると。命令です」と頼み、再び固い決意を見せました。しかし、完全な萬波息笛を持とうとするイ・リムの欲望が、イ・ゴンの父に続いてジョンインまで死に追いやりました。訃報を聞いて揺れる両目と葬儀が行われる間のイ・ミンホの血の気のない表情からは、再び繰り返された喪失感と虚しさが感じられました。

そして毅然として耐えてきたイ・ゴンの内面の静かな悲しみは、最後のテウルとの再会の場面で色濃く表れました。いつものように「今まで元気だったか?」と登場したイ・ゴンでしたが、重い雰囲気が何とも言えぬ不安と緊張感を漂わせました。イ・ゴンは「遠くから来たから。花の1本もあげたことがなかったな。だから次元を超えてきた」と花を手渡した後「そうだ、まだ言ってなかったな、愛してる。君を心から愛してる。」と告白してテウルにキスしました。しばらくして「突然私が消えたように見えるだろう。それでも心配は要らない。私は止まった時間を歩むだけだ」という言葉を残してイ・ゴンは消えました。

赤く充血した目で悲しげに笑う姿から、溢れる涙をぐっと飲み込み、ついに閉じた目から音もなく両頬を伝って流れ落ちるイ・ミンホの熱い涙の演技と台詞の一言が、刃のように視聴者の心臓を揺さぶりました。大韓民国のテウルの人生を尊重しようとするそんな控えめな気持ちで感情を節制してきたイ・ゴンの涙が、切なくつらい日々を経験した後、また大きなことに立ち向かう皇帝の涙のため、さらに凄然としていました。胸が張り裂けそうな恋しさと悲しみが入り混じったイ・ミンホの涙の告白は、ドラマの悲しみを倍増させ、いつにも増して長い余韻を残しました。

『ザ・キング:永遠の君主』はNetflixにて金曜・土曜に最新エピソードが配信されています。

引き続き、イ・ミンホとJAPAN MINOZへのあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。
ページトップへ